定期便からの空撮(関門海峡)

羽田から福岡へと向かう飛行機が、福岡空港への着陸態勢に入る直前、関門海峡の上空を通過する。 飛行機での高速の旅でも、この時ばかりは、「はるばる本州の端まで来て、いよいよ九州に入る」という感慨が湧いてくる。


関門海峡

2010.11.20
羽田→福岡
B747-400
50A
便名:ANA241

関門海峡

関門海峡

2009.09.11
羽田→福岡

飛行機の航路の都合で北西から南東に向けて眺めているが、ちょうど南西から北東へと伸びている海峡を真横から 見る格好になり、関門海峡はこんなにも長かったのかという印象を持つ。本州から九州へ、あるいはその逆にしても、関門海峡を「横切る」 という感覚のため、この飛行機からの視野は新鮮である。

ふと、日本海に見慣れない島が「できている」。手元の2003年版の道路地図には載っていないので、それ以降に建設された ようだ。慌てて調べてみると、下関港の拡張事業の一環として作られた長州出島という人工島であった。2005年に連絡橋ができ、2006年から 埋め立てが開始されたようだ。2009年3月から現在出来上がっている区画での港湾業務を開始したということで、さらに埋め立てていく計画が あるらしい。
関門海峡は狭く、混雑し、拡張・発展の余地がなく、狭い海峡で海流の影響を受け易いということで、日本海側にこうした施設を作る ことになったらしい。

関門海峡

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