この道路元標は、近くの糸魚川横町郵便局の風景印の意匠の一部としても取り上げられている。 糸魚川は姫川の河口に位置し、白馬、大町、松本、塩尻へと続く「塩の道」の起点であり、風景印の意匠はそうした近世以前から綿々と続く人や物の交流を象っている。左の女性は古事記に出てくる奴奈川姫(大国主命の求婚伝説)を表わし、古代から日本では姫川沿いでしか産出されなかった翡翠の曲玉も配置し、地域性を表わしている。
拡大すると「道路元標」の文字も読めるところが嬉しい。
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