TTSからのご挨拶

このページの作者は、道路地図を眺めては、その地方をドライブしていろんな場所に行くことや、道路のネットワークの美しさとか不自然なところとか、道路の途切れる場所なんかを想像して愉しんでいるわけです。そして機会を見つけては、実際に長距離のドライブに出掛けたりします。

探せば世の中には同好の士もたくさんいるのですが、いかんせん社会的な認知はまだまだ低いのが現実です。よく比較される(?)鉄道趣味の方は、最近は廃線歩きとかぶらっと小さな旅とかいくぶん認知が進んできたようですが、道路については‥‥。

これは英語圏でも同じようで、鉄道については"rail fanning"という言葉が確立されているようですが、それでは道路の方は"road fanning"と言うかというと、いまいち聞きません。自分なりにどう表現するのが一番いいか考えた結果、"Road Explorer"という言葉を思いつきました。道路を探検する者という意味です。これはMS-Windows OSに標準で付いているアプリケーション・ソフトの "File Explorer"と"Internet Explorer"にヒントを得たのですが、前者は(ディスクドライブの中を)ファイルを探し求める(注1)、後者は(何か目的のものを)インターネット上に探し求めるという意味で、"Explorer"という言葉は探検する対象に付けても、探検する場所に付けても、なるほどしっくりくるわけです。つまり"Road Explorer"とは、道自体も趣味の対象にするし、道を使ってどこかに行くことも趣味の対象にするという、作者の思い通りの表現なのです。

それで、道ねっとにサイトを引っ越すにあたり、サブドメインも取得できるということなので、explorer.road.jpという思い通りのドメインを取得することができました(詳しく言うと"explore"と動詞にして、「探検する、道路、日本の」としたかったところですが、メールアドレスにすると動詞では変なので、名詞にしました)。
という、半分どめいんじゃんきぃ入っているサイトですが、いろいろ思い入れがあるということです。
以後、ご贔屓に。

引き続き[TTSの道路探検]をお楽しみください。


注1)MS-Windows 3.1ではファイル管理ソフトは"File Manager"(管理者)と呼ばれていた。これがMS-Windows 95以降では"File Explorer"(探検家)と呼ばれるようになり、とうとうファイルは管理しきれなくて探し出すものになってしまったかと、さんざん悪口を叩いたものである。もっとも、MS-Windows 95以降でも"File Manager"というアプリケーションは標準で付いている。ぴょんからりん。


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