四足供養塔

村役場の裏手、向沢簡易水道施設への登山道の登り口に、卵形の石碑が立っている。苔むした石碑の表面には、 「南無妙法蓮華経 四足供養塔」と刻まれているのがかろうじて読み取れる。
「四足」とは、文字通り四つの足の動物のことで、江戸時代までは食べることは禁じられていた。禁制を破って 牛を食べたことを悔いて建てられたのが、この石碑である。


目次へ戻る

(C) TTS 2005 All rights reserved