平成23年宗像大社沖津宮現地大祭


沖ノ島

筑前大島から高速船で1時間半、雲に包まれた沖ノ島が姿を現わした。
こうした光景を目の当たりにすると、沖ノ島の神秘性を感じずにはいられない。
手前の岩礁は左から、小屋島、御門柱、天狗岩。

平成23年宗像大社沖津宮現地大祭

神域に立ち入る前の禊

沖ノ島へ上陸後まずしないといけないことが、社務所横の海岸に入っての禊である。 禊を済まさないと、神域に立ち入ることが許されない。
禊という行為自体が初めてだが、(完全に裸の状態で行なう−褌も付けてはだめ−ということ以外に) 特に作法などは指定されず、肩まで海に浸かって手を合わせることにした。

沖ノ島は島自体が宗像大社の御神体であり、禊以外にも、女人禁制や、 島から一木一草たりとも持ち出してはいけないなど、いくつもの掟がある。
また単に掟だけではなく、国の史跡や天然記念物にも指定されていて、法的な保護の対象でもある。 こうした制度・努力によって、沖ノ島の環境が守られている。

平成23年宗像大社沖津宮現地大祭・禊の場面
平成23年宗像大社沖津宮現地大祭・沖ノ島上陸心得

禊を済ませた後、晴れて鳥居をくぐることが許される。
海岸から沖津宮まで400段の山道を登る。

平成23年宗像大社沖津宮現地大祭

沖津宮到着

平成23年宗像大社沖津宮現地大祭

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