全国大根見本市(JAあおば農業祭)

ラジオを聴いていると、練馬区で区独立60周年(板橋区から分離して練馬区が誕生)記念イベントとして 「全国大根見本市」というのが開催されているという。なんでも全国各地からその地方特産の大根を集めてきて展示 しているらしい。俄然興味がわいてきて、出かけてみることにした。


開催場所は練馬区光が丘。都営地下鉄大江戸線の終点である。
地下鉄の駅を降りて地上に出ると、そこは光が丘団地のど真ん中だった。少しずつ色づき始めたイチョウ並木を 人の流れにあわせて進んでいくと、反対側から細長い練馬大根をビニール袋に入れた人とすれ違う。
やがて高層アパートに回りを取り囲まれた広場に出ると、人が集まってなにやらイベントをやっている。 「五穀豊穣」などという幟もはためき、秋祭のような雰囲気だ。

「全国大根見本市」に行くという意識だったので想像を超える光景が広がったのだが、それはたぶん筆者ぐらいで、 ほとんどの人たちは地元農協のJAあおばが開催している農業祭に来ているのだった。
農業祭恒例(?)の宝船もあり、後で無料配布すると言っている。ステージでは演歌歌手が熱唱している。物を販売する テントも立ち並び、中には行列が出来ているところもある。餅つきもやっているらしい。

野菜の品評会をやっているテントがあったので中をのぞいてみたら、立派な青首大根が並んでいた。練馬大根 は商業ベースの生産には乗らないということなのか。

全国大根見本市
全国大根見本市
全国大根見本市

会場内を一巡りしてみると立ち並ぶテントの一角に練馬区が出展しているものがあり、それが 「全国大根見本市」の会場だとわかった。
ちょっと拍子抜けのところもあったが、気を取り直して中に入ってみる。と、これがなかなか充実していて 楽しめた。
[次へ進む]

全国大根見本市

[次へ進む]

[戻る]

このページは写真の画質を保つため、画像形式にpngを採用しています。
(C) TTS 2007, All rights reserved