TTSの道路探検マンホールの蓋

上海に残る租界時代のマンホールの蓋




丸いこぶが3つ付いた変形マンホールカバー。
中国にちなんで、パンダ型と呼ぶ人もいる。
どうしてこんな形にしたのか、まったくの謎である。
鋳刻してあるS.M.C P.W.Dというのは、Shanghai Municipal Council Public Works Departmentの略で、租界時代の行政組織・上海市工部局のことを示している(以下2つ同じ)。マンホールの形としても大変珍しいものであるが、租界の歴史を今に伝えるものとしても貴重な物件である。
上海市黄浦区にて

こちらは四角いマンホールカバー。

ふつうの丸いマンホールカバーも残っている。


取材:1995年11月
この後上海では急速に都市の再開発が行なわれ、今現在でもこれらのマンホールの蓋が存在しているかは不明である。



[マンホールの蓋のページ]

By TTS