国道21号を大垣から米原に向かいながら、関東・関西と言うときの境目の関とは不破の関・関ヶ原のことだったなとふと思い出した。それで、本当に関ヶ原を境目にして文化圏が違っているのか、よくある話だがうどんのだし汁の濃淡を比べてみることにした。 このあたりは何度か通っていて、国道21号沿いには、米原から東は垂井町のショッピングプラザ・アミまでの間には、大規模なショッピングセンターはないということがわかっていたので、まずはここに立ち寄ってうどんを食べることにする。そして、米原に着いて米原駅前に平和堂というショッピングセンターがあったのでそこで食べ比べをする。 結果は | |
岐阜県垂井町ショッピングプラザ・アミ | 滋賀県米原町平和堂米原店 |
定説通りうどんのだしの境目は関ヶ原にあった。▼垂井町のアミの方のうどんは丼が黒いのでだしも黒く見えがちだが、よく見ると麺や具の蒲鉾がだしで黒く煮染まっているのがわかる。醤油どぼどぼの辛いだしだ。▼米原町の平和堂の方は、だしが透き通っていて、麺も蒲鉾も白さを保っている。関西風の薄いだしである。 違いがあって満足する。馬鹿なことをやっていると思ってはいけない。 ちなみに、日本ショッピングセンター協会の資料によるとこの2箇所が関ヶ原を挟んで最も隣り合っているショッピングセンターなので、ショッピングセンター内食堂を対象にすると岐阜県垂井町と滋賀県米原町の間に関東と関西の線が引けることははっきりした。
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