仏領レユニオン島の親不知 Route de Littoral仏領レユニオン島の主邑・サンデニと、南部の都市サンピエールを西回りに結んでいるのが国道1号(RN1)である。
国道1号は整備が進み、全区間に渡って高速自動車道化(片側2車線)されている。
"Route de Littoral"(海岸道路) | |
まずは現道の様子。
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N1の距離標が偶然にも写真に写りこんだ。 護岸はテトラポッドが積み上げられている。
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走行中の写真は高速バスの車内から撮っている。 |
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サンデニ市街地が切れると「親不知」の区間がすぐに始まる。 |
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廃道探索 | |
"Route de Littoral"(海岸道路)の途中に、Le Grande Chaloupeの廃駅が残されている。
現在レユニオン島には鉄道はないが、かつてサトウキビの運搬を目的として鉄道が敷設され、サンデニとサンピエールの間を
結んでいた。鉄道は「親不知」の区間をトンネルを掘って通り抜けていたが、その途中に設けられた交換所がLe Grande Chaloupe
であった。駅舎が保存されているほか、観光用に往時のディーゼルカーを展示したり、鉄道のないレユニオン島で
廃線ツーリズムの拠点となっている。
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国道1号(RN1)の旧道であると断言できる根拠は、この標石。"IGN"と刻んである。つまり、フランス
国土地理院の測量用の標石だ。
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旧道の端まで来てみると先客がいた。こういう想定していなかった場所で「人に遭う」というのが、廃道探索で一番 警戒することだ。(ふつうのあんちゃんだった) 左に写っている鉄橋は、廃線跡である。 |
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アスファルトの剥げ具合が廃道らしくて佳い。 |
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右手のガードの向こうが現道。つまり、旧道は落石があった場合のバッファーゾーン(緩衝地帯)になっている。
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そして、やっぱりあった。落石。
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崖が崩落している箇所もあった。 |
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