定期便からの空撮(富士山)

東京から西へ向かう飛行機の機窓風景の中で、富士山を見逃すわけには行かない。必然と座席の取り方も 中国・九州方面へは進行方向左側(K席)、大坂の関西空港・伊丹空港へは進行方向右側(A席)を選んでしまう。


春の富士山

2009.05.29
羽田→広島
データ不詳
7A
便名:ANA671

東京付近は曇りがちで富士山も見ることは難しいかなと思っていたら、異様に盛り上がっている雲の塊があった。 飛行機が西側に出てみると、かすかに山腹が見えた。
雲に隠れていても、圧倒的な存在感がある。さすが富士山である。

富士山

春の富士山

2009.03.19
羽田→福岡

富士山

冬の富士山

2008.12.27
羽田→関西

富士山

夏の富士山

2008.07.19
羽田→岡山

「頭を雲の上に出し」という唱歌のごとく、山頂部だけを雲の上に出している。雲がかかっている標高より下は緑で覆われ、 上は岩石がむき出しになっている。雲がかかっているのがちょうど植生限界あたりというのは、この日だけの偶然ではないだろう。

夏の富士山は斜面の崩落の様子もさらけ出し、荒々しい表情を見せてくれる。
土壌には火山らしく、赤色も混じっている。葛飾北斎の浮世絵に「赤富士」があるが、あれは単に夕日に照らされた赤だけではなく 富士が本来持つ色彩をよく観察したものだということがわかる。

富士山
富士山

春の富士山

2007.03.02
羽田→山口宇部

このフライトでは富士山のほぼ真上を飛んだ。宝永火口がダイナミックな曲線を見せてくれた。

富士山
富士山

冬の富士山

2003.12.30
羽田→伊丹

朝の伊丹行き始発便から見えた富士山。冬の朝日に照らされて、全体がほのかに赤く染まっている。 空撮写真を撮り始めるきっかけとなった一枚である。

富士山

[定期便からの空撮(富士山)に戻る]

[戻る]

(C) TTS 2000-2009, All rights reserved