阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング阪神高速2号淀川左岸線、この道路の「通し方」を知ったとき、これはもう是が非でも現地に見に行かないといけないと思った。その 通し方とは、正蓮寺川という川を約4kmにわたって埋め立て、地下に高速道路のトンネルを作り、地上は公園化するというものである。 都市高速は川を利用する。 既成の過密都市内部に新たに高速道路網を作ろうとすると、都合よく、線状に空間が取れるのは河川空間ぐらいしかない。だから
日本橋川に覆いかぶさって高架道路を通した首都高(東京都)から、相模川沿いにルーティングした圏央道(神奈川県)まで、川という空間に
割り込むように道路が通されてきた。
さて、阪神高速2号淀川左岸線のことである。
気が付くと、開通前一般公開ハイウェイウオーキングに申し込みをしていた。その当選葉書を握り締め、東京から飛行機の早朝便に乗って、 平成25年5月11日、私は、大阪は福島区、開通前の大開ICに来ていた。 | |
大開IC(大阪市此花区)から入場する。
背後見える塔は大開換気塔である。 |
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大開ICの横には公園が設けられている。
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大開ICのランプを地下に降りていく。
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おおよそ地下30m(埋め立てた地表面からの差)の地点で、流入路が本線と合流する。
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河床に躯体を組み上げてトンネルにしているため、函状の壁面が続く単調なコースである。 |
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湾岸線との合流(北港JCT)まで4km |
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展示してあった標識板、高さ1.2m、幅4m |
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見学コースの北港JCT方面側折り返し地点 |
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