阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング

北港JCT側の折り返し地点から戻る。
途中で地元中学生が記念演奏していた。トンネル内なので残響がひどく、音を取り難いのだろう、途中でリズムが狂ったりしながら、 そういうことも当人たちには良い思い出になることだろう。

阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング

見学はトンネル区間だけだろうと思い込んでいたので、のんびり大開ICまで戻ってきたら「ロングコースの方は右側です」と案内をされた。 なんと、3号神戸線との接続点である海老江JCTも見学できるとのこと。それは知らなかった。見学できるのであれば、もう喜んで行きます。

標識にも「神戸」の文字が見える。

阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング

阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング

阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング

まだ取り付けられていない登り急勾配を示す警戒標識の指示書が壁面に貼られている。8%の勾配ということは、100m進む毎に 8m登ることを意味している。500m進むと40m登っている。

阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング

3号神戸線の神戸方面から2号淀川左岸線の北港JCT方面へのランプ。
将来的には分岐して、2号淀川左岸線の豊崎方面へも接続できるような設計になっている。橋脚は既に用意されている。
新規高架が接続する箇所には「糊代」となる部分があらかじめ作られていて、その形から「烏賊の耳」と呼ばれたりするが、 ここは「烏賊の耳」どころかスパッと切れた橋桁がそのまま断面を晒している。

阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング海老江JCT

海老江JCTの内側は下水処理場になっている。と言うよりは、建設の順序が逆で、下水処理場の広大な土地があったのを幸いに その敷地の外周に沿って橋脚を並べてジャンクションに仕立て上げたと言う方が正しい。

阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング海老江JCT

こちらは海老江JCTの3号神戸線・神戸方面へ向かうランプ路。

阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング海老江JCT

海老江JCTから引き返す。
行きとは逆に8%の急勾配を駆け下りることになる。当然スピードも出がちになる。トンネルに入ってすぐ右カーブがあり、入口の照明を 明るくして視認性を高めている。トンネルの「出口」に当たる右側の車線と比べて、照明の強さの違いははっきりしている。

阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング

標識「正蓮寺川トンネル 長さ3569m」

3569mという長さが今回埋め立てた正蓮寺川の延長に相当する。ここを通る度に失われた正蓮寺川を忍んでは、 一人涙することだろう。

阪神高速2号淀川左岸線・開通前一般公開ハイウェイウオーキング

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