和田浦捕鯨
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解体
肋骨−スペアリブ?−の部分が切り離される。
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切り分けられて片隅に置いてあった。生殖器だと思われる。
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後頭部の断面。皮下脂肪に包まれて筋肉があり、その中に脳髄が姿を見せている。
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収穫
解体が始まって1時間ほど経った。作業ももう終わりである。
おじさんも携帯電話をいじっていて、さっきまでの緊張感もなくなった。
解体場の中は、鯨の肉であふれている。
こうなってしまうと普通に目にしている赤身の肉で、もはや鯨の形を想像するのも困難だ。
鯨にこだわってしまうといろいろややこしい話が出てくるが、動物を仕留めて、解体するという、一連の作業のひとつに過ぎないのだと、
当たり前のことのように思えてくる。
ただ、これだけの豊富な肉の量を目の当たりにすると、普通の牛や豚の屠殺と等しく語るのも難しく思える。
昔から言われる「鯨一頭で七浦潤う」という言葉が納得がいく。
もし捕鯨に特殊な意味を与えるとするなら、他の魚にはない、特段に豊かな恵みに対する喜びと感謝の気持ちではないだろうか。
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子供たち
おっかなびっくり、興味深々に覗き込んでいる子供たち。
その好奇心だけでいいんだと思う。
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即売が行なわれ、kg単位で新鮮な鯨肉を手に入れることもできる。
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