ニュー・ハンプシャー州の最高標高地点 (1/51)

ワシントン山山頂には山名標が立っている。
山名標の右手の岩にはUSGSの標高点が打ち付けられている。
地名ワシントン山
Mount Washington
標高6,288ft. (1,917m)
区域指定ホワイトマウンテンズ国有林
White Mountains National Forest
山頂施設 展望台(売店、食堂、博物館、インフォメーションセンター・登山届け提出所(トレイルを行く場合))、気象観測所、電波塔、Hip Top House(昔の山小屋)、USGS標高点
歴史と
自然
ニューハンプシャー州のみならず東北州の最高峰として知られ、19世紀半ばからリゾート地として開発が進み、自動車道や登山鉄道が早くから通じていた。
山頂には気象観測所が設けられていて、厳しい山岳気象を観測している。ハリケーン級の風(風速75mph以上)が吹く日が年間100日以上ある。また、1934年4月12日には地上における風速の最高記録231mphを観測している。
到達方法Mount Washington Auto Roadで山頂駐車場まで自動車で行ける(有料:乗用車1台と運転手で$16、同乗の大人1人あたり$6)
ブレトンウッズBretton Woodsから登山鉄道が山頂まで通じている。
麓からトレイルが通じている。
到達日2001.06.13
自動車
Mount Washington Auto Road
アメリカ州別標高最高地点巡りの記念すべき第1州。この時はそれほど意識していなかったのだが、帰ってきてから50州を巡ることを思い立つ。

ワシントン山の山容をMount Washington Auto Roadの入り口から遙望する。ワシントン山が手前の森の上にひょっこり顔を出している。残雪も見える。

Auto Roadにはこのようなダート区間もある。森林限界を越えている(標高2000m足らずの山だが緯度が高いため)ので眺望も開け、山岳道路のドライブを愉しめる。

山頂展望台とCog Railway。Cog Railwayはラック式の登山鉄道で、今でも蒸気機関車が乗客を山頂まで押し上げる。

地上で最速の風速を観測した山頂測候所。現在の気象観測施設は山頂展望台に備え付けられていて、この建物は土産物屋になっている。壁面には最高風速を観測したことを記念するプレートが掲げられている。

山頂
快晴にめぐまれました。

ワシントン山を含むホワイトマウンテンズ国有林は、古くからリゾート地として開発されてきた。この建物は、麓のブレトンウッズにあるマウント・ワシントン・ホテルで、戦後の国際通貨金融体制を決定したブレトンウッズ会議が開かれた場所としても知られている。


カナダ国境
ヴァモント州ニュー・ハンプシャー州メーン州
マサチューセッツ州

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[ワシントン山登頂ドライブ]

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